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2年ぶりの一般公開、古の王国ロマンが蘇ります。現場で玉冠の様子を上間記者は「白いカバーが今外されます。玉冠が2年ぶりに展示されることになりました。」と伝えました。
4月29日から一般公開されているのは、琉球国王が儀式の際に着用していた「玉冠」です。国宝に指定されている玉冠は、今から300年以上前に作られたとみられていて、冠には金や銀、珊瑚などの宝飾品が288個も施され、金のかんざしには王の権威を示す龍の文様が刻まれています。
那覇市歴史博物館の山田葉子学芸員は「この王冠は琉球王国の王権を示す、非常に重要な資料になっております。皆さんに琉球王国の歴史とその奥深さを感じて頂ければと思います。」と話していました。
琉球の文化を今に伝える国宝「玉冠」は5月8日まで、展示されています。