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教科書記述問題で抗議です。4月28日、会見を開いたのは仲里利信衆議院議員や県内の教育関係者らです。
仲里議員らは、2017年4月から高校生が使う教科書、帝国書院の「新現代社会」の中で、沖縄には基地負担の見返りとして多額の振興資金が支出されているかのような記述をめぐり、事実と異なっていると訂正を求めていました。しかし、27日の国会で文科省の堂故茂政務官が「検定意見を付けるまでには至らなかった」と、問題視しない考えを示したことに対して、抗議しました。
会見に同席した沖縄県高教組の福元勇司委員長は「真実に基づいた内容が記述されるべきです」「政府の政策を容認する世論をつくるものであってはいけないと思います」と話していました。仲里議員らは近く文科省を訪れ、発言の撤回などを求めるということです。