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医療回診車が沖縄からケニアへ

沖縄から世界へ。医療での貢献に大きな期待が集まっています。4月28日、沖縄からアフリカ、ケニアに向けて贈られた、オーダーメイドの医療回診車が出発前に公開されました。

4月28日マスコミに公開されたのは、アフリカ、ケニアの赤十字社に贈られる医療回診車。製造したのはうるま市にある車の製造、販売などを行っている企業でケニアでの「へき地医療プロジェクト」に活用されます。

車両は、現地の医療スタッフからの要望を積極的に取り入れ、道の悪さに対応したSUV車をベースに、内装も診察室のような明るさに配慮するなど様々な工夫が凝らされています。

製作に携わったトイファクトリーインターナショナル開発営業グループ遠藤陽介さんは「どうしてもアフリカという地は、地面が荒く、走行中は上下しますので、そういった状態でも、安定して座れるような、こういった通常のシートも載せて、乗員が安心して、現場まで行けるようなところを配慮して、そうしたところがアピールポイントになると思う」と話しました。

ケニアでは、乳幼児の死亡率の低減、妊産婦の健康改善、HIV、エイズ、マラリアといった感染症のまん延防止が挙げられています。出荷された医療回診車。2016年8月、ケニアで贈呈式が行われます。