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16-04-24-02

絵本の読み聞かせを通じて子どもたちに寄り添おうというイベントが23日、豊見城市で開かれました。

23日の全国一斉「子ども読書の日」を記念して開かれたこのイベント。「子どもにどんな絵本を読み聞かせたらいいのか」というテーマについて、講師を務めた絵本作家で、ノートルダム清心女子大学教授の村中李衣さんは、「子どもにとっての良い本、悪い本、という区切りはない」と話していました。

その中で、村中教授は「良い本、悪い本ではなくて、その本を、いかに今そこにいる人との間で豊かに結ぶことができるかという工夫が、私たちに課せられていることかなって思うんです」と述べました。

会場には、図書館や学校などの職員らが詰めかけ、子どもが自主的に読書活動を行うことができる環境などについて学び合っていました。