南城市で始まっているお庭を一般に解放する「オープンガーデン」比嘉アナウンサーの中継です
比嘉アナウンサー「♪お花が〜笑った お花が笑った〜お花が笑った〜私は南城市佐敷の知念さんのお宅に来ています。門構えもかわいらしいでしょ手作りなんですよ。こうして季節の花々がお出迎えしてくれます。芝の緑が輝いていますね〜。」
比嘉アナウンサー「(歩きながら門から入って行く)お庭も広いですよね。南城市は、このように住宅一戸あたりの敷地面積が広くガーデニングを行っている家庭が多いことから、この市民の自慢の庭を開放して多くの人に見に来てもらおうと毎年春と秋にオープンガーデンを開催しているんです。」
比嘉アナウンサーまず必要なのは、500円でこのパスポートを購入しパンフレットを頼りにお庭を巡ります。知念さんのお宅では、花だけでなくこの灯篭も手作りなんですって優しいお花たちに囲まれて時間を忘れてしまいそうです。」
今回24か所が参加しているオープンガーデン。他のお宅にもお邪魔してきましたのでこちらをご覧ください。
まず最初に向かったのはこちらの識名善光(よしみつ)さんのお庭。3000鉢以上はあるというランの多さにびっくりです。このランからは、上品な石鹸のような香りが放たれ癒されました。
識名さん「(Qこんなに花がいっぱい咲くのを見るとどうですか?)どの美人の女性を見るよりも惚れ惚れしてしまいますね。」
また、庭先でランを咲かせるコツやアドバイスもしてくれるんです。
識名さん「どうしてもこれ株を切って欲しいということで私はちょっとハサミ入れきれませんから申し訳ない「わったーとぅじこーてぃめんそーれー」ってねこういう冗談をいいえあるお客さんが多いです。そしたら、あきらめてなるほどねって。」
比嘉アナウンサー「それぐらい大切なんですね。」
のぼりや看板を目当てに次に向かったのは、津波古義治さんのお宅。
門を入ると536坪の敷地には、黒木やシークヮーサーの木々が木陰を作り迷路のようなお庭。恋の季節を迎えた小鳥たちのさえずりとこの新緑に思わず深呼吸したくなる空間です。
(昔の写真)庭を造り始めた42年前は、このようなお庭だったそうですがいまでは、小鳥たちが種を運び様々な植物が自生するようになったそうです。
また、丹精込めて手入れしている盆栽たちも見どころです。津波古さんが盆栽を始めた64年前からずーっと大切にしている貴重な作品も見ることが出来ます。
実は、このオープンガーデンバスツアーも行っているんです。きょうも大勢の人たちが訪れ興味深そうに見入っていました。
このようにそれぞ個性あふれているんですよね。こちらのハートが今回参加しているお宅で24か所もあるんですよ。この地図を見てわかるように知念大里玉城佐敷と広い範囲にまたがっていますのでドライブを楽しみながら探せる魅力もありますよ。
花や草木を通して人の出会いをつなげているんですね。植物は、絶対に裏切らない愛情をかけたらかけただけ応えてくれると言いますが知念さんのお庭を見てもこの愛情がいっぱい詰まっていますね。
このオープンガーデン24日まで行われています。