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耐久性は100年とも言われています。塩害などに強い新たなコンクリート生産がうるま市で始まりました。
実近良雄記者「こちらが従来のコンクリートです。大小の気泡が多く見られ、こうした気泡が塩害につながっていました。一方こちらが次世代のコンクリートです。気泡が少なく、とてもきれいな仕上がりになっています。」
この技術はコンクリートの原料の一部に県内の火力発電所で出る、石炭を燃やした後の灰を混ぜることで、きめが細かく、耐久性の高いコンクリートができるものです。うるま市のゼロテクノ沖縄では関係者が見守る中、原料となる灰を加工する機械が稼動を始めました。
長寿命だけでなく、見た目も美しいことからデザイン性を重視した建築物にも活用が期待されています。