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８日夜宮古島市で防波堤に衝突し乗組員15人全員が重軽傷を負った11管区の巡視船が９日夕方宮古島市の港に曳航されました。
この事故は８日の午後9時ごろ平良港の沖合い、およそ4キロ先にある防波堤にパトロールを終えて港に向かっていた宮古島海上保安署の巡視船「のばる」が衝突したものです。
巡視船は、船首部分が大破していて、９日夕方平良港に曳航されました。当時、巡視船に乗っていた15人の乗組員のうち、３人が顔面や肋骨の骨を折る重傷で、残りの12人も捻挫や打撲などの軽傷を負いました。
宮古島海上保安署の大城剛次長は「市民の皆さんにご心配とご迷惑をおかけして申し訳ございません」とコメントしていて、11管区では現在、乗組員から当時の状況について詳しく話を聞いています。