※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
2月頃まで続いた長雨の影響で県内の製糖工場の作業に遅れが出ています。石垣島では、例年より1カ月ずれ込んでいることがわかりました。
石垣島製糖によると、2015年12月から2016年2月まで続いた長雨の影響でサトウキビの収穫が遅れ、例年3月末までの操業期間が4月末頃までと、およそ1カ月ずれ込むということです。八重山地方では、12月と1月に、平年の2倍以上の雨が降りました。
石垣島製糖の松林豊社長は、「長雨で大型機械が使えない状況が続いたため収穫に遅れが出ていて、さらに去年(2015年)の台風や長雨の影響で成熟期に葉がちぎれたことで糖度も落ちている」と話していました。今期の作業の遅れは、来期の春植えへの影響も出ると見られています。