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アメリカ兵による暴行事件を受けて抗議決議を可決した県議会の議員団が、3月25日、アメリカ軍などに抗議と要請を行いました。
草柳記者は「県議団を乗せたバスが間もなく基地内に入ります。ただきょうは肝心の四軍調整官本人は不在だということです」とリポートで伝えました。
抗議を行ったのは、県議会のアメリカ軍基地関係特別委員会のメンバーです。当初、暴行事件を起こした兵士が所属するキャンプシュワブの司令官を訪ねて、直接抗議したいとしていましたが、アメリカ軍側と調整がつかず、さらに在沖アメリカ軍トップの四軍調整官も不在だったため、次長が対応したということです。
抗議の後、県議団の新垣清涼委員長は「我々県民を代表する県議会にね、会わないということはやはり県民の思いを、意思を軽視している、これはもう絶対こういう事は許されない行為だと思っています。やはり県民の声をしっかりと受け止める、良き隣人であるならばそれをやるべきだと思います」と記者団に話していました。
抗議の中で、県議団は、アメリカ兵の外出や飲酒を制限するリバティ制度が機能していないのではないかなどと指摘。
これに対し、対応した次長は、4月19日にアメリカ兵による事件事故防止のためのワーキングチーム会合を開くことを明らかにしたということです。