Q学生時代はどれくらい練習してきた?
宮里美香選手「どうなんだろ。どれぐらい?3時間とか、学校終わってつくのが4時、5時ぐらい。でナイターの施設があるんで、9ホールとか回って、ご飯食べて、時間に余裕があったら練習場行ってとか。」
ことしプロ8年目を迎える宮里美香。今月9日に里帰りした彼女の姿は学生時代に練習を重ねた「残波ゴルフクラブ」にあった。
宮里美香選手「ここ自体結構過ごしていた場所なので、自分の基礎じゃないですけど、それに近いものを作れた場所だと思います。」
Q原点っていう感じですか?
宮里美香選手「はい」
宮里美香は、現在、世界最新ランキングで36位と日本人トップを走る。去年8月の全英リコー女子オープンでは、7位につけるなど確かな実績も残した。その宮里はことし8月のリオオリンピックで112年ぶりに復活するゴルフの日本代表候補にも名前が上がる。
そんな彼女にとってのオリンピックとは…
宮里美香選手「出てみたいというか、出たいですね。去年の夏から意識している事なので、でもそれはコントロールできないことですし、自分が結果を出すしかないっていうのは考えているので、結果が出て出場資格が得られなかったらどうしようも無いとおもいますし、そればっかり意識しても良くないと思うので、今は一つ一つの試合でいかに結果を残すかっていうのを意識しているので。」
興南高校を卒業後、すぐにアメリカへと渡った宮里。「沖縄から世界へ」の思いはすでにこの頃からあった。
宮里美香選手「私、高校から意識していますね。大先輩ですけど、具志堅さんが「沖縄から世界へ」っていうのをすごい言っているのを覚えていて、私もそれをすごい意識していて、「沖縄から世界に飛び立とうっていう」ちっちゃい島だけど、アメリカに行って、戦っていたいというのは、高校の時から思っていて、それを自分の中で最初証明できたのは世界ジュニアだと思うんで。」
そんな宮里にとって、小さな島は原点だ。
宮里美香選手「(沖縄は)リセットかな、なんか。すごいなんだかんだ試合回っていたら気が張っているともうんで、それで一気に力が抜けるじゃないけど。世界ジュニアで優勝したことはちょっと自分の中で、世界に近づいた沖縄で良かったなと思うことすごいありますよ。沖縄出身で、日本代表として出ることもすごいありますけど、そういう風に常に思っています。沖縄の気持ちっていうか。」
世界で活躍する宮里美香、シーズンでの戦いを基礎に置くとしながらも、夢の舞台リオオリンピック出場はあるのかその活躍に今から胸が高まる。
宮里美香選手「高校卒業していって、8年経って、8年の間に沢山のこと経験してきましたし、試合も沢山出てきましたし、メジャーで優勝も争いしてきていますし、沖縄の為にできる事をしていこうかなと言う風には常には考えていますけど」