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こんばんはスポーツです。県高校野球春季大会がきのう開幕!前原高校の小柄なエースの活躍が光りました。県内唯一の女子硬式野球チームが挑んだ大会と合わせてご覧ください!

入場行進夏の県大会のシード権をかけた春季大会が開幕。冬場のトレーニングの成果が試される大会です。宜野湾球場で行われた第1試合は、奇しくも去年と同じ顔合わせとなった前原対宮古。

Q+スポーツ部野球にかける男女の情熱 01

山根蓮太投手「去年の先輩たちの分まで倒したいというのはありました」

闘志を燃やすのは前原高校・身長161センチの小柄なエース山根蓮太投手。試合は1回、立ち上がりの緊張から、山根がミスを犯します。

この場面でエースに声をかけたのがキャッチャー中村利希斗。

山根蓮太投手「リラックスだよとか、ここ集中なとか10ピンチの場面で声かけてくれたので助かりました」

Q+スポーツ部野球にかける男女の情熱 02

女房役の一言で冷静になったエースですが、その直後。先制を許します。しかし、そのウラ、前原打線が連続ヒットですぐさま逆転、試合をひっくりかえします。

この打線の援護にエース山根も答えようと、その後のピンチを切り抜ける力投2回以降は無失点に抑えます。ところが、前原の1点リードで迎えた5回。宮古がヒットと送りバントを決めて、2塁3塁のピンチ。同点に追いつかれます・・・。

試合は互いに譲らず迎えた8回。前原の攻撃2アウト満塁の場面で打席には、エース山根蓮太。

山根蓮太投手「ここで返したいという気持ちははありました」うたせて

Q+スポーツ部野球にかける男女の情熱 03

エースの投打による踏ん張りで、前原高校、去年の雪辱を晴らし、1回戦突破。次は、去年の秋の覇者、八重山との対戦します。

山根蓮太投手「第一シードなので強いと思うんですけど名前負けしないように自分たちもチャレンジャーとして下剋上したいです」

「宣誓!私たち選手一同は腹痛腰痛・たまには生理痛にも耐えながら大好きな野球に励んできました!」

Q+スポーツ部野球にかける男女の情熱 04

ユニークな選手宣誓で始まったのは、女子硬式野球沖縄大会。ことし、3回目を迎える大会は、下は11歳から上は33歳まで、総勢107人の女子野球選手が全国各地から8チームが出場し、頂点をかけ戦いました。

県代表は、沖縄ティ-ダバル!結成6年目、メンバーは11人と少ないながらも、名前の通り太陽のように輝く明るい選手達です。

Q+スポーツ部野球にかける男女の情熱 05

コーチ「(女子は)中学、高校に上がって野球をやる環境がないものですから。それでもやっぱり野球がやりたいという子だけが集まってきているんですよ」

野球への情熱によって誕生した県内唯一の女子硬式野球チーム。メンバーのほとんどは、少年野球出身で、チームのエース、新垣友稀さんもその1人です。兄の影響で、小学3年生から野球を始めた友稀さん。現在は、豊見城高校野球部のマネジャーとの両立です。

そんな友稀さんを支えるのはかおりさん。女子チーム「ティーダバル」マネージャーで、友稀さんの母です。

友稀さんの母新垣かおりさん「プレーでも精神的にも少しづつ成長していって家では見られない姿が試合では見られるなと」

試合開始母が見つめる中、友稀さんがマウンドに立ちます。

友稀さん「いつも支えてもらってるんでこういう所でしか恩返しができないからしっかり勝って恩返しできるようにしたい」

試合は、1回にティーダバルが先制点を奪われるも、その後は打たせて取るピッチングで4回まで2点に抑えます。

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しかしティーダバルの2点リードで迎えた5回表、1アウト2塁3塁のピンチを背負います。逆転を許し、この回、一気に4点を奪われます。

最後まで粘りのピッチングを見せた友稀さんでしたが悔しい1回戦負けとなりました。

友稀さんの母新垣かおりさん「娘も支えながらもっともっと2人で成長していけるチームにしていきたい」

友稀さん「今こうやって支えてもらっているのでこれからは支えられるだけじゃなくて自分でも支えていけるようにしたいです」

母と娘の女子野球への挑戦は始まったばかりです。

以上スポーツ部でした。