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新開さんは「介助してくれる物や道具と違います。単なる介助してくれる存在ではなく、愛おしい存在に変わってきています」と話します。
ラブラドールレトリバーのオメガくん、県内初の介助犬です。
介助犬とは、手や足に障害のある方々の生活を手助けするのですが、オメガくん数カ月間の訓練の末、17日に介助犬として認定されました。
石垣市の新開秀雄さんは、脊髄性筋委縮症という難病で介助犬の認定試験に向け、ラブラドール・レトリバーのオメガ君と共に生活をしながら、訓練を続けていました。
新開さんは「よく物を落とすようになりましたので、それを拾ってもらうっていうのは非常に多いです。(物が落ちても)諦めるんですね。前は、ヘルパーが来るまで待っていたんですけど、落ちた瞬間から『あ、自分の仕事だ』みたいな感じできて、ゴミ拾いを手伝ってくれるってこともあります」と話していました。
県内では、盲導犬5匹、聴導犬1匹が既に活動していますが、介助犬の認定は、オメガ君が県内初となります。
思わずかわいいと近づきたくなりますが「街で見かけた時は、温かく見守ってほしい」ということです。