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浦添市のキャンプキンザー周辺で捕獲されたハブの体内から有害物質のPCBなどが検出されたことがわかりました。
現場で野島記者は「キャンプキンザーのすぐ近く。高濃度のPCBが検出されたネズミやハブは、こちらの水路の近くで捕獲されました」とリポート。
この調査は浦添市が2015年9月から12月にかけてキャンプキンザー付近の水路などでハブとネズミを捕獲し、調べたものです。その結果、捕獲したハブ4匹全てから有害物質のポリ塩化ビフェニールPCBと農薬のDDT類が検出されました。またネズミも3匹中2匹からPCBが検出されました。
この件で環境化学が専門の名桜大学田代豊教授はQABのインタビューに「そういう生物が触れることが出来る環境中に、何かその発生源があることを示しているので、環境中にある発生源によって、付近の土とか水とかが汚染されているとしたら、それを通して私たちが影響を受ける可能性があると」と話していました
浦添市では2016年度も引き続き、調査を続けることにしています。