※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
2016年2月、糸満市の園児28人の名前の入った保育資料などが保存されたUSBが何者かに盗まれていたことが分かりました。
糸満市によりますと、2016年2月27日、市立保育所に勤める20代の女性保育士が書類作成のため、保育所長の許可を得て、USBを持ち出しました。
保育士はその翌日、実家のパソコンで書類を作成したあと、書類を保存したUSBをカバンに入れて部屋を離れましたが3時間後、部屋に戻ると、カバンがなくなっていたということです。
盗まれた情報には健康診断に関する個人票、園児の写真などが含まれていましたが、今のところ悪用されたとの報告はないということです。
6日、上原裕常市長は、「保育士がUSBを持ち出すこと自体は、許可を得ており過失はないが、情報が暗号化されていないなど組織的な情報管理体制は不十分だった」として謝罪しました。