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第一航空に事業改善命令

去年8月、粟国空港で旅客機が滑走路を外れ、フェンスに衝突した事故で大阪航空局は4日、運航していた第一航空に対し、事業改善命令を出しました。

国土交通省大阪航空局によりますと、第一航空の機長2人は、去年7月から8月にかけて粟国空港に着陸する際に、空気抵抗を高める装置を規定に従わず、不適切な状態のままで着陸を繰り返していたということです。また、乗務員の訓練を十分に行っていないにも関わらず、訓練しているように記録を改ざんしていたということです。

このため大阪航空局は第一航空に対し、運航乗務員に対する訓練体制の抜本的見直しなど3つの改善命令を求めました。

第一航空は「深く反省しています。今後は安全運航を最優先に取り組んでまいります」とコメントしています。