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16-02-29-01

辺野古の埋め立て承認取り消しをめぐり、国が県を訴えた代執行裁判の口頭弁論が2月29日の午後開かれ、稲嶺名護市長に対する尋問が行われます。

裁判は、29日結審します。29日の裁判では稲嶺名護市長への尋問が、国側と県側、双方の弁護人から行われる見通しです。

稲嶺市長は法廷で、名護市や県の理解を得ないまま、辺野古に新基地を建設するのは、民主主義に反するなどと訴える見通しです。

29日で裁判は結審し、その後、裁判所が示した和解案についても協議されますが、合意は厳しいとの見方が広がっています。

また、代執行裁判の前には埋め立て承認取り消しの効力を停止している国土交通大臣の決定の取り消しを求め、県が国を訴えた裁判の第2回口頭弁論も開かれこちらも結審する予定です。