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国内最大級の亜熱帯樹林が広がり、希少な動植物も生育する「やんばる地域」が国立公園に指定される見通しとなりました。2016年の夏にも正式決定される予定です。
これは27日に環境省が明らかにしたもので、豊かな自然が残る「やんばる地域」の陸域と海域およそ1万7300ヘクタールを国立公園に指定しようというもので、名称は「やんばる国立公園」です。この指定により、国は、奄美・琉球地域の世界自然遺産への登録にはずみをつけたい考えです。
27日、那覇市では環境省や専門家などが参加した会議が開かれ、世界遺産への申請に向けたプロセスなどが話し合われました。
ただ、指定される区域がアメリカ軍の訓練場に隣接していて、指定後、どのように自然保護をはかれるのか課題もあります。