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自転車競技界、期待の星誕生の話題を!競輪のプロを養成する競輪学校に、県勢として、およそ8年ぶりの合格を果たした若きレーサーを紹介します。
抜きつ抜かれつの、駆け引き。爆発的なスプリントが観ている者を魅了する自転車のトラック競技。
この道を究める決意をし、練習に汗を流すのが照屋将貴さん(20)。先月、プロの競輪選手を育成する日本競輪学校に合格。県勢として、実に8年ぶりのことです。
照屋将貴さん「中学校卒業の時から競輪選手になりたいと思いました。今はひたすら練習に打ち込んで、学校で1年間しっかり、選手になるための技術や力をつけていきたいと思います。」
夢を目指すきっかけは出身地名護で毎年行われる「ツールド沖縄」高校では、強豪である北中城高校に進み、その腕を磨きました。
卒業後も大学進学ではなく、一途にプロの競輪選手を目指し続けた照屋さん。そんな彼を時に引っ張り、時に支えてくれた存在がいました。
仲松勝太さん「沖縄から競輪選手を1人でも増やしたいという気持ちはずっとあったので高校のOB、仲松勝太さん。プロ8年目を迎える現役の競輪選手で、照屋さんにとっては憧れの存在です。自ら弟子入りを志願し、指導を仰ぎました。」
照屋将貴さん「憧れの存在で、一緒に練習できていることが嬉しいです。」
仲松勝太さん「(照屋は)バランスも良いですし、自転車に対する意気込みもしっかり持っていると思うので。」
沖縄の後輩プロ選手の誕生に期待を寄せる仲松さん。そのアドバイスは、プロの競輪選手ならでは。
照屋将貴さん「弟子入りして数か月くらいの時に、練習中に「あと1本があすへの1000万だ」って言われて、自分の中では一番印象に残っている言葉ですね。」
仲松勝太さん「今の練習があるから次の自分があるっていうのが言いたかっただけなんですけど(笑)」
師弟関係とは言え、同じ競技者として仲の良さが伺える2人。いつか同じトラックで走ることを夢見ています。
照屋将貴さん「いつか絶対一緒に走ると思っているので、その時は自分が前で風を切って師匠優勝させたいですね、1、2を決めて」
仲松勝太さん「いいですね(笑)あとは将貴がどんどん見せてくれますから上に行くサクセスストーリーを(照)頑張ります!(笑)」
照屋さんは、5月に競輪学校に入学し約1年、訓練を積みます。師匠の思いも背負いながら、夢のトラックを目指します。
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