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11期生の男性は「時代の流れだからしょうがないと思っているけど教育充実のために今後に期待して希望を持ってさようならしたいと思います」と話します。

4月から大宜味村内の4つの小学校が統合されることになり、それぞれの学校が閉校となります。

そのひとつ、喜如嘉小学校の閉校式の1日を追いました。大宜味村立喜如嘉小学校。1888年、明治21年に誕生し、2016年で127年。これまでに、5233人の卒業生を送り出しました。閉校式とお別れ会。学校には在校生の他、地域の人達や、同窓生が出席。村外で暮らす人たちも駆け付け、さながら大同窓会のようです。

会場には、これまでの写真なども展示され、人々は様々な思いを胸に最後の時間を過ごしていました。

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児童代表の山口栄智くんは「教室や、校庭、体育館、運動場と、インサートやらひとりひとりの思い出が詰まったこの喜如嘉小学校に、卒業の時が音被せで盛り上げやってきました。127年間、これまでにたくさんの子ども達を見守り、育ててくれた喜如嘉校。みんなの母校が無くなってしまうのはとても寂しく思います。けれど、喜如嘉小で過ごした6年間は、僕にとって、とても楽しかった思い出と、感謝の気持ちでいっぱいです」と話します。

卒業生の女性3人組は「久しぶりに同級生みんなに会えたので嬉しいのもあるんですけどこの校舎とかが使われなくなると思ったら寂しいです」と話し、別の女性4人組は「寂しいよね」「最後に校歌を歌ってる時涙が出ちゃった」と言い、写真を見つめながら「懐かしいね」「この中にみんないる」と話していました。

ある女性は「母校に子どもを通わせたかったんですけど叶わなかった地元の同級生の子どもとか甥や姪が通えているので何世代にも渡ってお世話になっているので本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と話します。

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そして夕方、お別れ会は場所を校庭に移して行われました。喜如嘉校区で受け継がれてきた伝統芸の獅子舞とエイサー。この学校での最後の舞いです。

そして同窓生みんなで行う定番の校歌とダンス。こどもからお年寄りまで、喜如嘉小学校を愛するみんなで踊って笑って、名残を惜しむように最後の時間を共に過ごし、お別れ会は夜まで続きました。