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元南極越冬隊員で観測隊の料理人を務めた男性が28日に講演を行いました。
「南極観測隊に学ぶ極限の経営戦略」と題された講演会には、県内の企業経営者などおよそ300人が集まりました。講師の西村淳さんは、海上保安官として2回南極観測隊に参加、料理人を務めていて、その経験は映画にもなりました。
西村淳さんは「8年前の生カキですね。（会場からどよめき）実はここまでくるともう細菌はいません」と話しました。
西村さんは、南極での経験から「何か困難にぶつかった際、仲間の中で自然発生する『チーム力』が問題を解決する」と力を込めて話していました。