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高校3年間で学んだ成果を披露しようと首里高校染織デザイン科の生徒たちの卒業作品展が、始まりました。会場には、紅型や花織などの着物やかりゆしウエアなど授業で学んだ伝統技法で制作した作品128点が並んでいます。
中でも目を引くのは、3年生が共同で製作した縦2.5メートル、横8.1メートルの紅型の壁画。学校生活での思い出や、大切にしたい思いをデザインし、染め上げました。
壁画実行委員新垣優花さんは「これ(波)は、3年生が体育祭で踊ったエイサーの迫力のある雰囲気を出したくて、あと、戦後70周年ということもあって、動物とかを描いて命の尊さを表現してみました」と話します。
また、こちらの着物は、「サガリバナ」。花が立体的に見えるよう、白い光を入れて、丸みを出したほか、「静かな湖」は静かで綺麗な湖があり続けてほしいとの思いが込められています。この作品展は、31日、日曜日までです。