こんばんは、スポーツです。きょうは、3月に日本武道館で行われる全国大会への切符をかけたQAB紫雲旗争奪高校柔道選手権です。県内で圧倒的な力を誇る沖縄尚学、全国を見据え、勝ち方にこだわりました。
QAB紫雲旗争奪高校柔道選手権大会。
今年も県内柔道界の王者に君臨する沖縄尚学がその圧倒的な強さを見せつけます。
沖縄尚学・新垣琢也監督「全国大会を見据えて普段の稽古を取り組んでいますので。」
全国大会で勝つために。男子団体戦で監督が出した至上命令。それは「すべて1人で勝ち抜くこと」その期待を背負い先鋒で送り出されたのが、ナイジェリア人の父を持つイビネワカ・ネルソン・陽。
沖縄尚学・新垣琢也監督「(全国大会で)イビネワカ君が絡んできてくれるとチームとしてレベルがアップすると思いますので。」
新垣監督が全国大会でのキーマンにあげたイビネワカ。1回戦・準決勝と圧巻の柔道で狙い通りすべて1人で勝ち抜くと、迎えた決勝戦も4人を倒し、迎えた大将戦。ここまで勝ち続けた相手は12人イビネワカに疲れの色が見えはじめます。
それでも前へと攻める姿勢が功を奏し、技あり。しかし、左膝をひねるアクシデントが・・・。
沖縄尚学、イビネワカ・ネルソン・陽選手「最後の最後でいつも練習とかでも諦めて今まで頑張ってきたのを台無しにするのが多いので台無しにするなという気で頑張りました。」
しかし、思うように技が出せません。最後、指導を重ね、反則負け
粘ったイビネワカでしたが、指導を重ね、最後は反則負け。あと1人のところで、全員抜きはなりませんでしたが沖尚はそのあとを受けた選手がしっかりと勝ち切り大会10連覇を達成。全国大会へ向け、更に上を目指します。
沖縄尚学、イビネワカ・ネルソン・陽選手「成果は練習したことができたこと課題は、ぎりぎりのところで弱くなる。それを治せばもう少し高みにいけるのではないかと思います。」
なお、沖縄尚学は女子団体も制し11連覇。この王者沖尚に、一矢報いたのは豊見城南の幸地響生男子、個人戦60kg級で優勝を果たしています
団体戦・個人戦の優勝者は3月に日本武道館で行われる全国大会へと進みます。以上スポーツ部でした