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この春、受験を控えた離島の中学生や親にとっては待ちに待った施設の誕生です。
那覇市東町に誕生した県立離島児童支援センター。「高校のない離島出身者の経済的負担を減らしてほしい」との、保護者の要請からおよそ10年の歳月をかけ誕生しました。
定員は男女合わせて120人で高校のない離島から本島の高校に入る生徒が対象です。
開所式に参加した伊江中2年生の内間日菜さんは「自分で何もかもしないといけないから一人でちゃんとできるか心配です」と話していました。
また、父親の内間幸雄さんは「僕も高校の時、伊江島から生活していた苦しい思いをしていました。こういうところができるといいと思います。」と話し、諸見里明県教育長は「しっかり支援することで学習部活動環境全ての面で本島の子ども達に引けを取らないように頑張らせて行きたいと思う」と話していました。
定員は1学年40人、2016年4月からこの場所で、子どもたちの新たな生活が始まります。