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甘い香りが広がる季節になりました。本島全域のさとうきびを扱うゆがふ製糖では、21日から合併後初の製糖がはじまりました。2015年9月、球陽製糖と翔南製糖が合併してできたゆがふ製糖。

知念宏彦社長は「生産者が育てたきびを丁寧に絞り、一粒でも多くの砂糖を作っていきたい」と話しました。この後関係者らが、さとうきびを投げ入れ、お神酒をかけて、操業の安全を祈願しました。

ゆがふ製糖によりますと、今期のさとうきびの生産量は、台風の被害がほぼ無かったことなどから、前期に比べおよそ6700トン増加のおよそ14万5000トンを見込んでいるということです。