※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
沖縄戦当時アメリカ軍により戦利品として持ち去られた沖縄で最古の鐘が18日県に寄贈されました。
14年前琉米歴史研究会が3年の交渉を経てアメリカの陸軍学校からの返還した大聖禅寺の鐘。県立博物館美術館で展示して欲しいと県に寄贈されました。
大聖禅寺の鐘は鐘に記された銘文から1456年のものと見られていて万国津梁の鐘で知られる護国寺の鐘より古く沖縄最古の梵鐘の1つと言われています。
翁長知事は「沖縄は厳しい時代を経てきているが私たちの原点を見ているようで子や孫にも励みになる」と感謝の言葉を述べました。
琉米歴史研究会喜舎場静夫理事長は「首里城から出たもの別の寺から出たものまだまだ散らばってあちこちあるこれからも県のバックアップがあったら出来ます」と話しています。
県立博物館美術館では2016年5月頃に開催予定の新収蔵品展での一般公開を予定しています。