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アメリカ軍が浦添市の牧港補給地区周辺の土壌汚染に関する報告書をまとめていた問題が、15日の浦添市議会一般質問で取り上げられました。

イギリス人ジャーナリストジョン・ミッチェルさんがアメリカ国防総省に情報公開請求して明らかになった文書では、1970年代に牧港補給地区周辺が、高濃度のPCBなどに汚染されていた実態をアメリカ軍が把握し、90年代に入っても懸念していたことが記されています。

一般質問で、市側は、元基地従業員からヒアリング調査を始めたことを明らかにしました。

下地節於企画部長は「まずヒアリングをする、そして今、翻訳した部分がですね、再度確認して、両方を整合性を図った上で必要な措置をとっていきたいと考えています」と述べました。

市では、県と情報交換しながら今後、国の予算での調査も求めるということです。