※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
日米両政府は、おととし発表したアメリカ軍再編計画の一部を前倒しして実施すると発表しました。
12月4日の日米両政府の発表によりますと、あらためて普天間基地の移設先を辺野古とすることが唯一の解決策だとしました。
その上で、2013年に発表した嘉手納基地より南の返還計画の一部を前倒しして、普天間基地東側の土地およそ4ヘクタール、国道58号と西普天間住宅地区を結ぶ高架道路を造る工事の開始、そして、国道58号を拡幅するため、牧港補給地区の国道隣接地およそ3ヘクタールの返還を、いずれも2017年度中に実現できるよう、作業を開始することなどで一致したとしています。
辺野古への基地建設をめぐる法廷闘争が始まる中、沖縄の基地負担軽減の取り組みをアピールする狙いが透けて見えます。