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代執行訴訟・12月2日午後開廷

上間記者「国が知事を訴えるという異例の訴訟に、裁判所には早くから多くの報道陣や傍聴券を求める人が集まっています」

開廷5時間前の2日9時から、わずか32枚の傍聴券を求める、およそ611人の長い列が出来ました。

傍聴券を求める女性は「沖縄をなんでこんな裁判までかけるのか。それで翁長知事の応援にきました」と話し、また別の男性は「司法権の独立をしっかり見届けたい。植民地国家ではないということをしっかり示してほしい」と話します。

裁判では、国が国防や外交といった問題について知事に判断する権限はない、としているのに対し、沖縄県は基地建設を強行することは沖縄の自治権を侵害し憲法違反だと主張していて、翁長知事本人が出廷し、意見を述べることになっています。

普天間基地返還の日米合意から19年、国と沖縄県の対立はついに法廷へと舞台を移します。開廷は午後2時です。