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車社会の沖縄では運転免許をお持ちの方、多いと思いますが、皆さん、免許証の裏面にこんな欄があるのはお気づきでしたか?

臓器提供に関する意思表示ができるようになっているんです。この記述欄をPRするキャンペーンが豊見城市で行われました。様々な臓器の移植を待つ人は全国に1万3000人いますが、臓器移植を受ける人は年間300人に留まり、ドナー不足が長年の課題です。

豊見城市の運転免許センターでは、日本臓器移植ネットワークが、免許の更新に訪れる人たちにチラシを配り、免許証で臓器移植の意思表示ができることをPRしました。

日本臓器移植ネットワーク雁瀬美佐事務局長代理は「臓器提供の意思表示というのは、いつでも変えることができます。更新の時に今の自分はどう思っているのかということを、改めて家族と話し合って書いておくということについてはとてもいいきっかけだと思います」と話します。

世論調査では、死亡した後に臓器提供してもよいと答えた人の割合は4割を超えるものの、実際に免許証などで意思表示をしている人は12%に留まっています。免許証はずっと財布にしまったまま、という方も、一度裏面を確かめて臓器提供について考える機会にしてみてはいかがでしょうか。