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投入ブロックを15トン以下に「協議必要なし」

辺野古の新基地建設工事にからみ、沖縄防衛局は取材に対し、今後予定しているコンクリートブロックの投入に関して、県との事前協議は必要ないと回答しました。

工事の仕様書では、中仕切護岸を作る工事などで最大57トンのコンクリートブロックなどを新たに286個投下するとされています。

県はこのコンクリートブロックの設置位置などの報告と、確認できるまでの間海へ投下しないよう沖縄防衛局に求める照会文書を25日付で送りました。

しかし沖縄防衛局は取材に対し、波の高さなどの条件を踏まえて検討した結果、すべてのコンクリートブロックは15トン以下となると回答しました。

沖縄防衛局は2014年に岩礁破砕許可を得た際、15トン程度のコンクリートブロックの図を含んだ資料を示していたことから「改めて事前協議を実施する必要はない」としています。

辺野古の沖には今週からコンクリートブロックを積んだ船が停泊していて、県との協議を行わすに工事が再開される恐れが高まっています