※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
沖縄市のサッカー場で大量のドラム缶が発見されダイオキシン汚染が発覚した問題で、7日、研究者を招いての勉強会が開かれました。
環境NGOが開いた勉強会は、サッカー場の土壌汚染の問題についてダイオキシンに詳しい研究者の視点から、健康被害について考えようと開かれたものです。
この中で埼玉県立がんセンター臨床腫瘍研究所客員研究員の川尻要さんは「今まではダイオキシンの毒性として奇形とか、ガンとか、分かりやすいものが出てきたけど、例えば免疫異常とか、要するに今までは個人の体質の問題と言われていた疾患も、実はダイオキシンがその(身体の)バランスを変えていた可能性がある」と話しました。
これまでにサッカー場周辺での健康調査は行われていませんが川尻さんは、ダイオキシン被害者を断定するのは難しいと指摘しました。