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政府は、名護市の頭越しに、直接支給する方針です。菅官房長官と辺野古3区の区長が10月26日総理官邸で懇談し、政府は、名護市を通さずに地元に直接、振興費を支払う考えを伝えたと見られます。

26日の懇談には、地元名護市の辺野古、久志、豊原の3区の区長、政府側からは菅官房長官と内閣府や防衛省の幹部らが出席しました。

懇談で菅官房長官は「政府としては3区の皆さんに、今後の生活環境の保全、生活の向上、地域の振興に関して出来るだけ配慮させていただくことは当然のことと考えております」と述べ、地元の要望に出来るだけ協力したいとの意向を示しました。

関係者によりますと、政府は、地元3区に1区当たり1000万円程度、合計3000万円程度を、名護市を通さずに直接支払う意向を示しているということです。