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近年、増加傾向にある慢性腎臓病について学び、予防につなげるための講演会が20日夜に那覇市で開かれました。
慢性腎臓病は自覚症状がないまま腎臓の働きが低下し体内に溜まった毒素などを排出できなくなり、最終的には透析が必要になる病気で、成人の8人に1人が発症し、新たな国民病と言われています。
講演では腎臓の専門医の真栄城修二医師が「肥満や糖尿病が慢性腎臓病を引き起こす危険因子だとして高血圧や高血糖、コレステロールなどに注意が必要」だと話しました。
また、2005年から10年間透析を受けている宮城輝さん(60)は辛い通院や食事制限などの体験談を交えながら、特定健診を受けることや普段の生活を見直すことの重要性を伝えました。