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宮古島市の平良島尻集落では、11日から国の重要無形民俗文化財にも指定されている「パーントゥ」が始まりました。
夕方5時過ぎ、つる草と泥を身にまとった3匹のパーントゥが集落に姿を現し、沿道に集まった人たちに次々と泥を塗りつけていきます。
2015年は連休と重なったこともあり、パーントゥに厄を払ってもらおうと、地元の人や観光客など、多くの人が集まりました。
泣き叫ぶ子どもにお母さんは「大丈夫、大丈夫」「これで2015年も元気いっぱい、イェーイ」「2015年生まれたので、けがなく健康に育ってもらうために泥を塗ってもらおう」と話していました。
パーントゥは12日も行われ、子どもたちの泣き叫ぶ声と賑やかに笑う大人たちの声が集落に響いていました。