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県高校野球の秋季大会の決勝戦です。八重山高校が学校史上初の快挙を達成しました、その裏には、キャプテンの強い思いがありました。
秋季大会、初の決勝戦に挑んだ八重山高校。メンバーをまとめるのがキャプテン・友利有也主将。
友利有也主将「まだまだ自分が未熟な部分があって、チームにも迷惑かけましたし。キャプテン変わろうかなって時もあった」
そのキャプテンに特に細かく指導してきたのが仲里真澄監督です。
友利有也主将「監督に言われて、自分も成長できたので、監督には感謝の言葉しかないです。何が何でも真澄監督を甲子園に連れて行くっていうのが大きくて。それが原動力でした」
強い思いを胸に勝ち上がってきた八重山。しかし、決勝は興南のペースで進みます。
2回表、興南のエース比屋根雅也に右中間を破るタイムリーを放たれ先制を許します。追加点は防ぎたい八重山。ここで、友利が守備でチームを引っ張ります。
キャプテンのファインプレーで流れを引き寄せた八重山はそのウラ、1点を返し同点に追いつくと更に、ランナーを1塁3塁において、バッター与那嶺匡。このあたりが相手のミスを誘い、八重山が2点を追加、逆転に成功します。
投げては、エース仲山琉斗。10安打を許しながら1点に抑える粘りの投球で完投。八重山が学校史上初、県の頂点に立ちました。
友利主将「まずは通過点の優勝できたので。甲子園に行ってから認められると思うので、もっと強くなっていきたいと思います」
仲里監督「最後の夏だったら優しくもするかもしれないですけど、まだまだ本人が言うように秋は通過点ということなんで、まだまだ厳しさは続くと思います」
八重山と興南の2校は24日から鹿児島で開幕する九州大会に出場し、来年春のセンバツを目指します。