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11月からのソデイカ漁のシーズンを前に、漁業関係者らが事故防止に向け話し合う意見交換会が5日那覇市で開かれました。意見交換会には、漁業関係者や第11管区海上保安本部の担当者が出席しました。
第11管区によりますと、ソデイカ漁では毎年事故が多発していて、2010年以降の5年間で、県内で発生した139件の漁船事故のうち、2割にあたる25件がソデイカ漁によるものだということです。
背景には、ソデイカ漁船の多くが1人乗りのため、無線での連絡が不十分になったり、遠い海域で漁を行うため、無線が届かなくなってしまうことなどがあるということです。
意見交換会では、1日1回以上、漁業組合への定時連絡を徹底することや出航前に操業計画書を提出することなど、事故ゼロに向けた対策が話し合われました。