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台風21号が直撃し猛威をふるった八重山地方では現在も、停電が続くなど被害が多数出ています。
28日夜遅くまで24時間以上暴風雨にさらされた与那国町では観測史上県内で2番目の強さとなる最大瞬間風速81.1メートルを観測しました。
八重山警察署によりますと与那国町の避難所となっていた久部良中学校の体育館の窓ガラスが割れたほか住宅のトタン屋根が飛んだり、電柱が倒壊するといった被害が出ています。
けが人は確認されていないということです。さらに、与那国町の全世帯、およそ1000世帯で現在も停電が続いていて被害の詳細の確認や復旧作業が急がれています。