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大型で非常に強い台風21号は27日、勢力を維持しながら八重山地方に近づいています。
大型で非常に強い台風21号は、27日午後5時現在石垣島の南東およそ310キロの海上にあって時速15キロの速さで西北西へ進んでいます。中心の気圧は925ヘクトパスカルで中心付近の最大瞬間風速は70メートルに達する見込みです。
石垣島地方は27日昼過ぎに暴風警報が出され27日夜はじめ頃には暴風になると見られています。石垣島地方への最接近は28日の昼前となっていて、最大瞬間風速70メートルの猛烈な風が吹く恐れがあります。
沖縄気象台では、重大な災害が起こる可能性があるとして厳重な警戒を呼びかけています。
一方、宮古島には27日午後4時前に暴風警報が出されました。島のあらゆる場所では早めの台風対策が取られ、街の人たちの多くが外出を控えていました。
宮古島市内では昼過ぎから徐々に風が強くなり始め、宮古島市下地では午後5時34分に最大瞬間風速22・1メートルを観測しました。
27日は航空便の欠航などはありませんでしたが、全日空では那覇行きの臨時便を出して対応するなどし、空港は、週末を宮古島で過ごした観光客などで混雑しました。
27日午後5時現在、台風によるけが人などの情報はありませんが、宮古島市は27日夜遅くにも暴風となり、28日朝にかけてかなり接近する見込みで、厳重な警戒が必要です。