さて、今週は動物愛護週間です。身近にいる動物たちの愛らしい動作に心癒されるという方や家族のような存在だという方、さまざま、動物との関わりがありますよね。そんな中、きょうは知念記者が、ある家の手伝いをするペットを取材しました。
博さん「チャロ・ご飯しようか?まかい(器)をとってこい」「まかいもってこいよ」
自分の食器をも持ってご飯のおねだりをするのは国頭村宇良に住む宮里家のボーダーコリーのブッチ8歳と雑種のチャロ3歳のワンチャン。夫の博さんがご飯の支度をするまで、可愛らしく静かに待ちます。
博さん「量をちょっと(チャロに)多く入れるから今日もやるんじゃないかって確認しにきてる。」「とにかく癒されてるのが多いですね」「これなんかに癒されて自然とテンションもあがります」
そうですよね。癒されますよね・・・って、でも、ちょっと待って!これが「家のお手伝いができる犬」ではないんです!チャロとブッチの本当のすごい特技!それは・・・。
ヨシコさん「はいチリいくよ。チリ」妻のヨシコさんの呼びかけに尻尾を振って喜ぶチャロとブッチ。何か袋を咥えましたよ。実はこの2匹、家のゴミ出しのお手伝いをすのが日課なんです。ところが、この日はカメラの前で緊張したのか普段のようにはいきません。
あれれ?ゴミ捨て場の直前で置いてしまいました。それでも、ゴミ出し犬の話題は地域の評判になっていて、周囲からはこんな声もかけらるそうです。
ヨシコさん「皆さん見る方にはおりこうさんだねとか言われますね。ウチの子供にも教えたいさ。っていうお母さんもいるんです」「帰りはもうまた僕が褒めるから急いでからくるんです。もう競争みたいに」
2匹がゴミを出し始めたのは、3年ほど前から。それからずっと、ゴミ出し犬として活躍中。宮里家だけでなく、地域のアイドルとして人気急上昇中です。「チャロ、ブッチ疲れた?笑」