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翁長知事 国連で「人権がないがしろにされている」

翁長知事は日本時間の22日午前0時すぎ、国連人権理事会で沖縄の基地問題について演説を行い、沖縄県民は人権をないがしろにされていると訴えました。

翁長知事は「沖縄の人々は自己決定権や人権をないがしろにされています」と訴えました。

翁長知事は沖縄に日本に駐留するアメリカ軍基地が集中し、そこから派生する事件や事故、環境問題が県民生活に大きな影響をもたらしていると説明。その上で、沖縄の人々の自己決定権や人権がないがしろにされていると訴えました。

これに対し、日本政府の代表はすぐに反論しました。在ジュネーブ日本政府代表部の嘉治美佐子大使は「軍事基地の移設問題を人権の保護促進を扱う人権理事会で扱うのはなじまない」と話します。

翁長知事はこのほか、あらゆる手段を使って新基地建設を止める覚悟だと述べ、国際社会の理解を求めました。