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山本記者は「会場には丸、三角、四角をテーマに彩鮮やかな作品が並ぶ他、こちらのブースには猫をテーマに柔らかな雰囲気の作品が並んでいます」とリポートします。
認知症や精神障害などのリハビリの一環で制作した作品を紹介する展示会が始まりました。
自由な発想にたくさんのエネルギーを感じる作品です。この作品展は、病院での作業療法の一環として制作された作品を紹介しようと、もとぶ記念病院が企画したもので、絵画や立体作品など自由な発想の108点が並びました。
作品には作業療法士の金城光政さんが、制作者の様子をイメージしたタイトルがつけられました。
こちらの作品タイトルは、「この先も混雑が予想されます」。社会が丸くなるようにとの願いを込めて大きさの違う丸や三角などで表現しました。中でも圧倒的な大きさを誇るのは「泉」天井からサインペンで描いた200枚以上の絵が不規則に並び、独特な世界観を醸し出しています。
「猫袋(特許出願中)」はやわらかな毛糸で猫の居心地の良い空間をつくろうと、カラフルな猫袋が並びました。
もとぶ記念病院金城光政作業療法士は「(作品制作で)日々の生活にリズムが生まれ、なおかつ自分の生活の中に自分の表現する場所がある。そういった形で生活自体が豊かになってくるいろんな角度から見ていただければ」と話します。
この作品展は21日まで開かれています。