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集中協議に伴い、1カ月中断していた新基地建設の工事で、政府は12日、資材搬入などの作業を再開させました。
辺野古のキャンプシュワブでは立ち入り禁止区域を示すためのフロートをつなげる作業などを始めていました。
沖縄防衛局は、投入したコンクリートブロックがサンゴ礁を損傷していないかを調べる県の潜水調査終了を受け、資材搬入などの作業を開始したと説明しています。
一方、キャンプ・シュワブ前では市民らが「工事再開許さない」など抗議の声をあげていました。
そして、作業が始まったことを受け名護市の稲嶺市長は「あの一ヶ月間は一体なんだったのか。知事も早めに取消しを発表してほしい」と政府の姿勢を批判しました。
また、翁長知事は「私の腹はもう固まっている。今、細部にわたって調整をしているところなので、週明けにもその考え方を報告したい」と前の知事が行なった埋め立て承認を週明けにも取り消す意向を固めています。
辺野古をめぐる動きは山場を迎えています。