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15-09-11-05

辺野古への新基地建設に向けた工事を政府が週明け14日にも再開することがわかりました。翁長知事が近く承認取り消しを発表するとみられる中で工事再開です。

判断が注目される翁長知事ですが、11日も、承認取消発表の時期については報道陣を煙に巻きました。翁長知事は記者の質問に「人生はねいつもメドだ。政治は難しい」と話していました。

一方、辺野古では、サンゴ礁の破壊の状況を確認するため県が実施していた10日間にわたる潜水調査が終わりました。県水産課の新里勝也課長は「この調査結果については、これから知事が行政判断するための資料とする予定でございます。したがって公開できるかというのは、申し上げられません。」と話していました。

政府は工事を週明け14日にも再開する見通しで、抗議行動が続くキャンプシュワブのゲート前は緊迫していました。

座り込みをする女性は「協議の途中から国は(工事を再開すると、酷いことを言っていましたので、これは断じて許せないことです」と言います。

また座り込みをする男性は「国の方針は、協議したというアリバイ作りの一番姑息なやり方だと思います」と話しています。

新基地建設をあらゆる手段で、全力で阻止すると宣言している翁長知事ですが、これに反して政府は週明けからさっそく工事再開を予定していて、政府と沖縄の対立はますます鮮明になっています。