集団行動指導者の清原伸彦さんは講演で「若者の特権は元気ですよ、僕が皆に大きな声でこんにちはと言っているんですからそれに応えてください。こんにちは!(こんにちは)あぁダメだこりゃ。このペースじゃ、後悔しますよ」と生徒たちに呼びかけました。
やや厳しめの挨拶で講演を始めたのは、集団行動の指導者として知られる清原伸彦さん。11日、宜野湾高校で、講演をし練習の指導をしました。
毎年、体育祭で集団行動を披露している宜野湾高校の生徒たち、清原さんの言葉はとても刺激的だったようです。宜野湾高校を訪れた清原さんは、まず全校生徒を前に講演会を行い、集団行動の意義を伝えました。清原伸彦さんは講演で「厳しい経験なくして、楽しさはない。」「(集団行動は)親切心、思いやり、お互いに仲良く、1人ではできない、みんなの力で集団を作り上げていこうというところに僕の狙いがある」と話しました。
午後には体育コースの生徒たちに実際に実技を指導。生徒たちは既に練習を積んでいるだけあって一見すると、うまく出来ているように見えますが。清原さんは生徒の姿勢をチェックし「気を付け、指一本ですよ、これ気を付けになってない休め、気を付け、ピッ。これでなきゃ」と指導。
うまく見せようと焦って基本が疎かになっているのを見抜いた清原さん、一人ひとり丁寧にアドバイスを送りました。それを真剣に聞く生徒たちも目から鱗といった様子。清原さんは生徒たちのこの前向きな姿勢に感心していました。
清原さんは「期待できますよ、見てくださいこの若者、ねぇみんな元気。もったいない、もっとこのエネルギーを出してやらないと」と話します。
指導を受けた女子生徒は「もっと怒鳴られるかと思ったけど、とても楽しく練習できました」と話していました。生徒たちは9月20日の体育祭に向け練習を積んでいきます。