2016年春に卒業する予定の学生を対象にした合同企業説明会が開かれ、企業側からは社長自ら会社の魅力をアピールしました。説明会は中小企業家同友会が開いたもので、2015年は県内、県外の42社が参加しました。
山本記者は「学生たちを迎えるのは、採用担当者だけではなく、なんと社長さんの姿も!企業への理解が深まり雇用のミスマッチが防げると言います」とリポートします。
中小企業家同友会の川端順義理事は「経営者として自分の人生観、また学生さん方に期待すること等を自ら語っていただく。そこに学生さん方が共鳴できるかどうか、学生さんたちにとっても会社を選ぶことのポイントになってくると思う」と話します。
各ブースでは、社長自ら会社の魅力とどんな人材を求めているかを説明していました。川畑順義理事は「この子は成長する、余白を、まだまだ伸び白を持っている子だな、という子を見つけ出したい」と言います。
また、アイリスエステサロン新城恵子社長は「人が喜ぶことを、私たちは提供するのがサービス業なので、人が喜ぶことが喜びだという人間を、どのようにして、私たちが出会いをつくるかということが重要になると思っています」と話していました。
人事担当者に加え、社長が求める人材を説明するという企業説明会、学生にとってもメリットとなったようです。
男子学生は「社長の方となると、会社がどういった形で利益を生み出していくのか考えがきけるので、そこはいいのかなと思います」と話していました。また別の男子学生は「こういう人材を求めているって実際に社長さんから聞けたので」と言っていて、マッチングはしていそうですか?と尋ねると「はい、ばっちりです」と答えていました。
主催者は、10月も社長が参加する合同説明会を開き離職率低下を目指したいと話していました。