※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
2014年度県が行った軍用機の騒音測定調査で前の年を上回る数値が測定され、県はアメリカ軍に対し、騒音の軽減を要請しました。
要請したのは県の當間環境部長らです。
2014年度、県が嘉手納基地と普天間基地の周辺で行った航空機の騒音測定調査では、特に夜間と早朝に測定した35か所のうちおよそ8割の地点で数値が前の年を上回りました。
中でも嘉手納基地の滑走路に近い屋良地区では月平均で116.9回と高い数値となりました。県環境部當間秀史部長は「(深夜早朝訓練や人口密集地上空の訓練制限を定めた)平成8年の合意が本当に守られているのか、厳格に運用されているのかどうか、そういうことに本当に疑問を持っている状況です」と話します。
騒音軽減の要請に対し沖縄地域調整事務所、所長のブレイディ―・クロシェー陸軍大佐は「四軍司令官の会議で議題に取り上げる」と応えたということです。