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こちらは7日の沖縄タイムスと琉球新報です。

7日の政府と県との集中協議が最終回となることを受け決裂した際には翁長知事は埋め立て承認を取り消すよう求めています。翁長知事は、7日の午後東京で最後の辺野古集中協議に臨みました。

翁長知事はこの中で、辺野古への新基地建設について「全力で阻止する」「あらゆる手段で阻止する」と述べました。工事を一か月停めて開かれている辺野古集中協議。

最後となる7日は初めて安倍総理が出席したほか菅官房長官と、外務、防衛の大臣らも揃って開かれました。協議はおよそ30分、マスコミには非公開で開かれましたが、政府側から協議は今後も進めたい、一方で、辺野古の工事を再開させると話したことから翁長知事は全力で阻止すると述べたということです。

協議後、翁長知事は「辺野古の一時中断は再開ですかという話をしましたら、そうさせてもらいますというので、私からすると、全力を挙げて阻止させていただきますと。第三者委員会ですね、最大限尊重するということで今日まで来ていますので、あらゆる手段を使って阻止させていただきますと」と話しました。

菅官房長官は「まさに普天間の危険除去、閉鎖の必要性については認識が一緒になったが、(危険除去の)方法論は大きな隔たりが埋まらなかった」と述べました。

翁長知事はすでに埋め立て承認取り消しの考えを固めているとみられ辺野古で県が実施している潜水調査が終わり次第、手続きを進められるよう、県庁では調整が始まっています。