※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
15-08-25-004

台風15号がもたらした深刻な被害。

けが人や学校、病院などにも被害が出たほか、農林水産業の被害額は、7億8千万円余りにのぼりました。

台風15号の被害を受け、県庁で開かれた災害警戒本部会議では、避難した人たちが22市町村159人にのぼったことや、けがをした10人のうち、5人は記録的な暴風となった石垣市でけがをしたことが報告されました。

宮古島・石垣ではこのほか小学校の体育館の屋根が破損したり、13の小中学校でフェンスが倒れたり窓ガラスが割れるなど、公立学校だけで1681万円の被害があり、県立病院でも浸水の被害や手術室の送風管の破損などが確認されました。

一方、農林水産業全体の被害は7億8千万円を超えることが分かりました。被害額の半分はさとうきびが占めていて、およそ3億9700万円。水産業では漁船1隻が沈没したり漁港の浮桟橋や防波堤が破損などがあり、被害額は2億3400万円余りとなっています。