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20日、うるま市の津堅島沖で、アメリカ軍が県や市への事前連絡をしないままパラシュート訓練を実施していたことが明らかになりました。

これは20日午前11時前、うるま市の津堅島沖で撮影された画像です。アメリカ軍の特殊作戦機、MC130Pから、兵士を吊り下げたパラシュートが降下するようすが確認できます。

画像を撮影した市民団体、リムピースによりますと、パラシュートは全部で5つで、このうちひとつは、ゴムボートだった可能性もあるということです。

リムピースの頼和太郎さんは「多分水上で助けを求めている人、たとえば戦闘機のパイロットが脱出して落ちたところに助けに行くみたいな訓練を念頭に海上でのパラシュート訓練というのをしたんだと思います」と話します。

沖縄防衛局によりますと、通常、アメリカ軍がこうした訓練を行う際には、1週間前までに県や市に連絡することになっていますが、今回、アメリカ軍からは、「事務的な不備があった」として、連絡はなかったということです。うるま市では、伊計島沖で12日にアメリカ軍ヘリの墜落事故があったばかりです。