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翁長知事は、16日中谷防衛大臣と会談し、「辺野古が唯一」とする集中協議における政府の姿勢について、「入り口の話ばかりで議論が深まらない」とけん制しました。
会談の冒頭、中谷防衛大臣は、「改めて、県民の皆さんにご不安を与えたことに非常に、遺憾に思っている次第でございます」と述べ今月12日に起きたアメリカ陸軍のH60ヘリの墜落事故について遺憾の意を伝えました。
これに対し翁長知事は「これから原因究明とか報告があると思いますが、こういう集中協議期間中でもこういう事が起きるということを、ぜひご理解を頂きたいと思う」とこたえました。
また翁長知事は、政府が「辺野古が唯一」と繰り返す姿勢について、「日米合意で進めるという話以外になく、議論が深まらない」とけん制しさらに抑止力についても議論がかみ合わなかったと述べました。
会談後中谷防衛大臣は「まだまだそういった点(抑止力など)で、理解頂いているものではないと思っているので引き続き質問には答えたい」と話し、また翁長知事は「今までの説明よりは詳しく説明はしていたが、中身は変わらない」と話していました。
翁長知事は、来週にも上京し、菅官房長官を始め4閣僚との集中協議に臨む予定です。